モチベを失ったおたくの成れの果て。
チケット戦争に負けたおたくの負け惜しみです。
推しの話と見せかけたわたし自身の話。
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10月から始まるSnow Manのライブ「Snow Man LIVE TOUR 2022 Labo.」のチケットが取れなかった、というだけの話ではある。以下すべて負け惜しみです。哀れだな〜と笑ってくれていいよ。
FCは落選し復活当選するわけもなく、一般はエラーメッセージすら吐いてくれず、制作開放席は申し込みもさせてもらえず。
あーあ。かなし。いよいよこうなっちゃった。
悲しいし悔しいんだけど、そう言うよりかは虚無だなって気持ちの方が強かった。
でも、なにがいちばんかなしいって、それでも平気になってしまったこと。平気、っていうか、血眼になってでもチケット探そう!みたいな気力すらなくなってしまったこと。もういいや、潮時だ、と、投げ捨ててしまったこと。
たとえば地方の公演だったらまだ可能性はあったのかもしれないけど、遠征する気なんて起きなかった。
今までもこれからも、チケットの取引をするときに、定価以上の取引とか確率アップ(笑)みたいなのは関わったことないけど、毎日のようにチケツイ出したり、Twitter張り付いて片っ端から(というほどでもないが)連絡して回ったり、それくらいのことは結構していた。し、意外とそれでなんとかなることの方が多かった(ってのも、まだ大阪に通ってた頃の話だったかもしれない)。
けど、ほんとにもうそんな気力がない。疲れちゃった。見るのすらしんどい。もうTwitterのタグも機能してないしね。「譲」と「求」の使い分けしろやって、わたし、ずっと言ってる。
そうでなくても、これまでの他の公演と比べても、まず見つかる気がしないもんね。変なおたくと当たるのもこわいし。物理的にいまの生活の中にそんなことをしている余裕はないし。
名実ともにどんどん人気グループになっていると思う。それなのにアリーナツアーじゃキャパが足りない。それでも複数回入る人はいるしそれを否定はしないけど、あぶれる人間は出てきちゃうよね。仕方ないよねもう。
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少し話は変わるが、そもそもわたしはここしばらずっとモチベ(応援する気力、楽しむ気力)がない。Snow Manだけじゃなくて、他のグループや他の界隈(二次元とか)も含めて全体的にやる気がない時期はあるけど、Snow Manだけは一向に戻ってこなかった。現場に行ったりリリースがあったりして、一瞬熱が上がっても一瞬で冷める。別に嫌いになったとか、そういうことはない。ただ、楽しめなくて。
いつからだろう、と思い返してももはや思い出せないけど、決定的だったのは、滝沢歌舞伎ZERO2021の、行く予定だった日の公演が中止になったこと。
滝沢歌舞伎ZERO2019は、9人になってから初めての長期舞台だったし、自担は加入したばかりだけどSnow Manとしてすごくすごく頑張ってたと思うしそれはそれはほんっとうにかっこよくて誇らしかった。新橋公演はわたし自身も就職したてで心身ともにズタボロになっているときで、これにめちゃくちゃ救われたから、個人的に思い入れのある大好きな舞台になった。
だから2021年こそもっと通いたかったのにチケットは1枚しか取れなかった時点でかなしかったし(それすらとてつもなく贅沢なのですが)、この期間ず〜っとイライラしてた。でもこのときはまだ、探す気があった。見つからなかったけど。そして中止になった。
この中止になったときの彼らの対応も、わたしには刺さらなくって、あっそういう感じなのね…ってスンッと冷めたのを覚えてる。配信も、結局見てない。
「ある意味初」とかなんとか言ってわたしたちには画面越しに笑顔でにこにこ手を振って、ギリギリ観に行けた人たちにはステージからお見送り?ふざけてんの?って思ったしいまも思う。ツイログ遡ったらまた思い出しちゃったわ。割愛。
まあ結局は彼らから見てわたしたちは「ファンの“みなさん”」であって、そのとき劇場にいた一部の人にアクションを起こしたらそれがイコールファンのみなさんに伝わると思われてるのかもしれない この情報社会ですし けどもちろん見れてない人からしたらそうだったんだあ…でしかないんですよね
— らいむ* (@Lime_a08) 2021年4月28日
わたしはむしろ「いちばん悲しんでるのはSnow Man本人だから!」とか言ってるおたく(しかもそういう奴に限って観劇済/観劇予定がある)に対して腹立ってたな うるせえ 勝手に順位をつけるな 誰がなんと言おうと世界でいちばん悲しんでるのはわたしじゃ ボケクソカス
— らいむ* (@Lime_a08) 2021年4月28日
違うんだよ、観れなくて会えなくてかなしいねって一緒に泣いてくれたらよかったのに。
そんで、2022を観ても2019のときみたいな気持ちには戻らなかった。
そこからわたしはずーっとこんな感じだったと思う。まあ仕方なかった、仕方なかったんだよ。どうしようもなかった。誰も悪くない。
去年のツアーも行けない覚悟をしていて、友達と1回入れたらラッキーだねと話してたのだけど、去年はなぜか思っていた以上にチケットがご用意された。まだ呼んでもらえるんだって安心した。
でも、楽しかった、すごく楽しかったのは嘘じゃないけど、ライブというひとつのパッケージとして、おもしろくはなかったな、とも思っちゃった。久しぶりに彼らを生で見れた、という点だけの感動だったように思う。
ペンラの件で燃えたこととかもしょーもなさすぎてキツかった。彼らのこだわりに乗っかれなかったその温度差もかなしかった。
白が嫌とかではない、(わたしはそこに思い入れもないし)ただ、「きみがいちばんだいすきだよ」の気持ちを込めて、オレンジ色を振りたかった。まぁ横アリ参加だったので振ったんですが、後出しで「揃えてほしい」とか言われたら、じゃぁあんたらどんな気持ちで横浜公演過ごしてたのよ、って思っちゃった。
いや、だからこそ今年のライブ行きたかったのだけど。アルバムめちゃくちゃよかったし。
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あとは、初めてジャニーズを好きになりました!みたいな、どっから来たの????って新規が増えて、なんか熱量というか、空気感合わないなってことが増えた。別にその人たちのなにかが悪いってわけじゃない。嫌なことされたとかでもない。
自分が悪いんだけど、地雷が増えまくってしまって、とにかくこの界隈全体の居心地が悪い。
加入してすぐの頃はまた別の意味でおたくこわい……(;_;)と泣いていたのだけど今は今でなんとも居心地が悪い。
なんかSnow Manに限定するとそういうところ(知らんおたくと関わりたくないという点)がほんとに大きくて、だからこそ、信用できるちゃんと価値観のあったおたくの知り合い、ひいては友人を増やしたくて、去年余らせたチケットを譲るときとか交換するときとかはめちゃくちゃ考えてた。
でも、みんなチケット取れないからね。回っても来ん。そりゃそう。そしてすのーまんのおたくの友人は結局ぜんぜん増えなかった。
SNSやめろって言われそうだけどそういうことでもないんよ。ツイ廃だし。
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そんなこんなで、早く新規増やして荒れまくったおたくの空気を中和させて、そして誰よりも早くスターダムを駆け上がって、あのときやんややんやと言ってきた連中を見返したれ、と思っていたのに、結果結局振り落とされたのは自分だったというわけでした。かなしいね。
気付かないうちに見返りを求めるようになってたのかな。これだけ応援したから、これだけ好きなんだから、みたいな。チケットくらい用意してよ、って。
でもそれのなにが悪いんだろうな。
当たり前ですが、彼らはなんにも悪くないよ。売れない方が良かったとも微ッ塵も思わない。ファンが増えてほしくなかったなんてことも思わない。メディア露出が増え、冠番組も持ち、円盤はバカ売れするいまになって、あのとき、心無い言葉を浴びせてきた連中に、それ見たことか、どうよ?、とドヤ顔してる。ずっと。
けど、それはそうなんだけど、自分が現場行けないとどうしても。きつくて。
とくに康二くんは、好きになってからずっと夏冬春って定期的に現場があったから。回数は少なくてもちゃんとずっと通えてたから。
そうなった今、他のコンテンツも全然楽しめなくなっちゃった。惰性で見続けられるほど暇でもなくって。
現場行けなくても、この時代たっくさんコンテンツはあるのに、それじゃ満足できないおたくになってた。こんなにたくさんのコンテンツがあるのに、好きなのに、楽しめないことが、ほんとうにかなしい。
で、もういいや。と諦めてしまったわけ。わたしの負けです。
でも、もういいやと思ってからだいぶ楽にはなった。これまで、義務感を感じていたわけでは決してないけど、別に無理にテレビを見なくちゃいけないわけでもないし、いろんな話題に触れる必要もないし、グッズを買うために頑張る必要がない、って思えるようになった。
それらが嫌だったと言うわけではなく、いつのまにかそうやってSnow Manに触れるたびに、現場なくてかなしいな、あってもチケット取れないしな。とか考えて、ストレスを感じることがなによりつらかったから。好きなのに、楽しめないことがほんとうに、嫌だった。だから、ほんとはもっと早いとこ離れるべきだったとも思う。こんなに時間がかかってしまった。ただの執着だったな。はじめは余計なこと考えずにただただすべてが嬉しくて楽しかっただけなのに。
逃げているだけなのかもしれないけど、もう逃げるしかないよ。すのーまんのこと見るの、しんどいもん。
楽しそうなみんながうらやましいよ。わたしはいまその中に入れない。こんな状況でもなんだかんだ現場入ってるみんなを見て、「あぁわたしだけが呼ばれてないんだ」って、どうしても思ってしまう。かなしいな。
でもきっと、またタイミングが合ったときにふらっと戻って来れるんだと思う。そういうもんよ。
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というわけで。
こちらを担降りブログと代えさせていただきます。ようやく決心がつきましたので。
降りたところでこれまでのわたしのおたくとしてのスタンスは変わらないし。これからもSnow Man のことは大好きだし、康二くんには世界でいちばん幸せでいてほしいと、ずっと、心から願ってる。ステージに立ち続けてくれてありがとう、ってずっとずっと思ってたしこれからも思う。チケットご用意してくれるなら現場にだって行きたいし、円盤もグッズも欲しいと思ったものは買う。ただ、頑張りはしない。できない。
もちろん、わたしはほかに好きなグループがあるから、その現場にだって行く。それもなにも変わらない。
どうせそういうスタンスは変わらないし、変わらないから、降りるよ。
降り先についてはここではあえて言及しませんが、こんなヤケクソ()な気持ちだけで、二番手でいいやみたいな気持ちで降りようと決めたわけではないです。ちゃんと、この人のファンですって名乗って応援したいなとハッキリ思ったから、降りることにしたので、それとこれとは別の話です。
こんなことしてたらもう一生デビュー組担なんてできないんじゃない?とも思うけど、まあそのときはそのときでしょう。
意外とサクッとおたくやめてるかもしれないし。わからんね。(もう十分茶の間では……?)
もう結構いい歳ですし……ほどほどに、マイペースにストレスのない範囲で、ゆるいおたくでいたいです。
降り先も含めて、自分や友人の範囲でチケットが取れなかったらすぱっと諦める、それくらいの気持ちでいたい。
さて、どこから見つけていただいたかはわかりませんが、こんな最低最悪な文章をここまで読んでしかも共感してくれたという方がもしいましたら、ぜひ友達になりましょう。Twitterで待ってます( ◜࿀◝ )
おしまい。