最後に行った現場から、3ヶ月が過ぎた。自担の現場はもう8ヶ月だ。
こんなに自担の現場が空いたことはない。1年前なんて、わたしが行けなかったとしても、自担は途切れることなくステージに立ってた。無理のない範囲でわたしも足を運んだし、夏なんて、毎週のように、なんなら数日おきに会いに行けてた。
現場行かないと生きていけない!と、思っていたのに意外と生きてる。
なんだかそれもさみしい。
動画配信とか、web連載とかはあるしなんなら増えたし、雑誌もまだある。テレビもラジオも、形は変わったかもしれないが、まだある。おあずけを喰らってるだけで、ちゃんと用意されているもの、これから提供されるものがあることもわかっている。なによりデビューしたし。何も言わずに消えたりはしない。たぶん。それは、安心だ。
とはいえ。そう新しいコンテンツが増えても、「会える日を楽しみに一緒に頑張ろうね」なんて言われても、希望が持てない。
どれも現場に行ったときの満足度に勝てるわけがない。もう十分頑張っている。我慢している。けど結構キツイ。
で、ライブや舞台はいつになったら再開できる?もうまったくわかんない。今年はもう無理なんじゃないかとも思う。じゃぁいつ?来年?再来年?わたしはそれまで待っていられるのだろうか。
「新しい生活様式」とかいうのも、もう、気持ち悪すぎる。
その「新しい生活様式」に、わたしたちの好きなライブや舞台は含まれてないんだろうな。それとも、「新しい生活様式」に合わせて趣味も変えなさいということなんだろうか。気持ち悪い。
それに、この調子ならあと3,4週間もすればきっと感染流行の第二波が来るだろうなぁ、と、わたしは思ってる。
わたしにとってかけがえのない日常が、そのへんを遊び歩いてる暇な人間のせいで先延ばしにされていることも許せない。
なによりも先に“自粛”の対象となったわたしの好きなエンタメは、たぶん、最後の最後にならないと解放されないんだろう。
それはいつになる?
想像もつかなくて、不安だ。かなしい。さみしい。
デビューしたばかりで、毎分毎秒かっこいいに違いない自担のステージを見れないことが悔しい。
なにもできなくて、それでも毎日仕事には行かなくちゃいけないのが、嫌だ。
必要なことでしょとか仕方ないでしょとか、そうじゃなくて、そうだとしても、気持ち的に。もうしんどいなってはなし。