指先から広がる世界

ミーハーゆるをたの下手くそな文章。(twitter@Lime_a08/@Lime_a06)

映画『名探偵コナン ゼロの執行人』を観てきました!(ネタバレ感想)

映画コナン第22作目、見てまいりましたので感想レビューです。

 

とりあえず終わってすぐは「安室さんかっこいい好きしんどいつらい」以外の語彙力が消えていました。爆発でもしたんですかね。

とにかく安室さんがかっこいいです。んなこたぁ知ってるよと思われるかもしれませんが、それでも覚悟して観に行けよという感じです。安室さんかっこいい。すごい。

 

なんだか今回は、人に勧めたくなる映画、でした。何でと言われたら安室さんがかっこいい…くらいなんですけど、とにかく例年以上に「今年の映画コナンは見て!お願い!」と知り合いに叫び散らしたくなりました。

 

今年も、推理とアクションと盛りだくさんで、何度も、これが映画コナンだな~…と思いました。真実と正義、そのテーマもぶれることなく、まとまっていました。見終わってから主題歌を聞くと沁みます…。

ぜひ、大人も子供も、コナンを好きな人もそうでない人にも観に行ってほしいです!!

 

 

 

www.conan-movie.jp

 

 

 

 

※以下ネタバレ感想。まだ観てない方は映画館に行って執行されてきてください!!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

物語全体について

まずは今年も、犯人の動機がちゃんとしていて安心しました。警察、検察、弁護士などが絡み、ちょっと難しかったかもしれません。でもそこが結構面白くって、私は好きです。その辺のお話は、大人向けかなーと思いました。

善とは、悪とは、というのもテーマの一つにあると思います。そういうところが、なおさら深いなー…と考えさせられます。

犯人、弁護士の橘境子だとてっきり思い込んでいたので、検事さんかーそっちかー!と驚きました。でもこの2人、羽場二三一と関わりがあるという点でつながっていました。

終盤、羽場さんを使って日下部さんを説得するシーンは、正直驚きました。そうきたか、と。最初はCGでも作ってだましたのか?とか思いましたが、実際公安にかくまわれて生きていたようで、少し安心しました。

家族より強い絆で結ばれている「協力者」、難しいけれど、関係の深さというのはなんとなくわかりました。回想での、羽場さんが死んだと聞かされた日下部さんの叫びが痛かったです。

安室さんやコナンくんだけでなく、このゲストキャラ3人にもそれぞれの正義があり、大切にしているものがあり、それを守るために行動しているというのが素敵で、深いなと思いました。

ゲスト声優のお2人も違和感なくて素敵でした!

 

最初、サミット会場についてのテレビ特集のシーンで、あーこれ最後には木っ端みじんなんだろうなぁ…とか思ってたらタイトル前に爆破してちょっと笑いました。

 

あと、普段強くて男勝りな蘭が、小五郎をずっと心配しているのがかわいかったです。英理さんといることも多かったですね。

 

終盤の派手なアクションはさすが映画コナンと言った感じでした。やっぱりドキドキしますし、醍醐味ですよね。好きです。後述します。

 

少年探偵団

今回、少年探偵団も大活躍だったなと思います!胸アツでした!本人たちは楽しく遊んでるだけだと思っているのでしょうが…

3人がドローンで遊んでいることが、最後の重要なシーンに繋がってちょっと感動しました。博士のクイズに正解したので(哀ちゃんヒントの助けもあり)、最後には3人ともモニター付きのコントローラーになっていたとこもよかったです。

少年探偵団が活躍する映画が最近はないように感じていたのでとてもうれしかったです。

もちろん哀ちゃんも!最初、コナンくんに頼まれて爆発物を探し、コナンくんが「爆弾じゃねーのかよ!」と言ったときに、「らしくないわよ」という反応としていたとこと、「人遣い荒いんだから…ッ」とパソコンに向かうシーンが好きです。

 

 

安室さんがとにかくかっこいい

語彙力失う系のおたくなのでこれしか言えなくてつらいんですが、安室さんがめちゃめちゃかっこよかったです。

前半の何考えてるんだかわからないところとか、雨に打たれているとこも素敵でした。

公衆電話から風見さんに電話してるところや、風見さんと橋の上で話しているときの安室さんはちょっと悲しそうにも見えました。

風見さんとのシーンと言えば、コナンくんが仕掛けた盗聴器を回収するときに「これでよく公安が務まるな」と厳しい口調で言っていたのも痺れました。カッコイイ……

終盤、コナンくんと合流してからの安室さんはサービスショット満載でした。ハンドルを握る手の色気とか!舌ぺろって出したりとか!あとカーアクションもすごかったですね…超次元。あのコナンくんでさえ「死ぬかと思った…」と漏らすくらいですから…。あの狂気じみた顔にもドキドキさせられました。

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そして、コナンくんからの「安室さんって、彼女とかいるの?」という質問。

これ、その前に安室さんが「蘭ねーちゃんのためかな?」とか「愛の力は偉大だな」とか言ってたのを受けて、安室さんは何のためにそんなになってまで頑張っているのか、というのを問うたのかな、と思いました。

その回答が「僕の恋人は、この国さ」…って!って!!

うっわーーーーなにそれかっこいい、やばい、かっこいい……って思いました。この台詞だけ聞いたらなんのこっちゃですが、これまでの安室さんの行動、言動を見てたらうなずけますね。あー日本人で良かった…(?)

僕の恋人は…と言いながらハンドルを握っていたので、「この車さ」とか言い出すのかと一瞬思ってしまいました。ごめん。

 

あとは最後、花火ボールを打ち込んだコナンくんを抱きかかえ(てたよね!?!?)、拳銃でガラスを撃ち、蹴破って着地したシーン。拳銃を構える姿も、コナンくんを守って(いるように私には見えた)着地したのも(しかもこのときに安室さんは肩怪我してる)、本当にかっこよかったです。花火ボールもここ数年大活躍ですね…

このあと、2人はお互い背を向けて歩き出すというのも、一時協力し合っても、決して仲間ではない、というような2人の関係性を表しているようで好きな演出でした。

 

原作からきちんと読み込んでいるわけではないので難しい考察はできないし単純な感想なのですが、安室さんのそのプライドの高さ、「国を守る」という正義が好きだなぁ…と思いました。

 

それと、終盤で黒田管理官が安室さんに電話越しに「抜かるなよ、バーボン」って言って(るように見え)ましたよね!?

ここから、もし黒田管理官が黒の組織のNO.2ラムで、安室さんのトリプルフェイスを把握しているとしたら、安室さんは二重スパイ的な……?とも思ったんですけど、今回の映画を見て、安室さんの「国を守る」という軸はブレないんだろうなとも思ったのでちょっとこのへんはよくわからないですね…今後に期待。

 

 

そのほか

今回もメインテーマとタイトルバックめっちゃかっこよかったです!!ここ数年毎回なんですが、タイトルとメインテーマが流れたところでちょっと泣きます。「俺は高校生探偵~…」のところも、かっこよかったですね。年々、必要最低限のことにまとまるようになってて良いなと思います。ここを今更だらだらやっても…ですしね。

 

主題歌と、EDバックの後日談映像も好きです。小五郎と英理はやっぱりなんだかんだ仲良しですね…!安室さんが差し入れ持ってきたところもかわいかったです。

主題歌は、映画を観終わって聞くと安室さんのキャラソンすぎる…!しんどい…!と思ったんですが、今回の映画に出てくるキャラクター全員に重なるというか、通じるなぁ…とも思います。反対方向に歩き出すコナンくんと安室さんをバックに「真実はいつも一つ…」と歌いだすのかっこよかったです!!「正義はそう 涙の数だけ」というのが物語を表現してるなと思いますし、なんだか切ないです。

 

個人的最大のツッコミポイント。

安室さんが運転する車の横を、コナンくんがスケボーで並走してたじゃないですか。いやそれ車乗せてもらわないの!?!?!?

スケボー強いですね…。

 

来年の予告…

「安室さんかっこいい…むり…」となっているところにこれはトドメの一撃でした!

来年は怪盗キッドですね!「業火の向日葵」以来になりますね。キッド出たのわりと最近じゃなかったっけ…?と思ったんですが、業火が2015年なんで4年ぶりですね。意外と経ってる…。

来年も楽しみです!!

あ、それと気になったのは「GW公開」と書かれていたところですね。来年からは少し公開時期がずれるのでしょうか……?

 

 

「ゼロの執行人」感想は以上です。

安室さんかっこよすぎたのでもう1回観に行こうかすごくすごく迷っています…

 

 

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