指先から広がる世界

ミーハーゆるをたの下手くそな文章。(twitter@Lime_a08/@Lime_a06)

映画『ちはやふる -上の句-』を観ました

ようやく観て来ました。ので、実写ちはやふるの感想です。本当は公開してすぐ見に行きたかったんですけどどうにも時間がなくって、遅くなってしまいました。

 

原作は高校時代友人に借りて途中まで読んでて(でもあんまり覚えていない)、アニメは全部見ました。百人一首は中学の国語の授業でやったことがある程度ですが、当時の学年の中では強いほうでしたし好きでした。ちなみに好きな歌は「しのぶれど」と「こいすてふ」。

 

chihayafuru-movie.com

 

さて、ざっくりですが感想いきます。

 

まずキャストの件ですが、最初発表されたときやっぱり違和感はありました。原作ファンの友達とよく言ってたのは、「広瀬すずちゃんはかわいいじゃん?千早は綺麗なんだよ!」ってこと。あと私はアニメの印象も強かったので、上映開始して少しは声の違いに違和感を感じました。でも、それも含めわりとすぐに慣れました。観終わってみれば特に文句はなく、これはこれで良かったと思います。

あ、千早ちゃんの「かるたバカ」な感じ、結構似合っててよかったです。

 

前後編に分かれて入るけど、前編である「上の句」だけでも完結してました。全体的には、青春!って感じで、私はなかなか好きです。あと、結構泣きました。終始うるうるくる、って感じ。私が涙腺弱いうえにちょっと疲れてたからだとも思うんですけどね!!ちゃんと恋愛の話が強すぎないところも良かったです。これで実写にして恋愛映画!みたいになってたら超叩かれてたと思います。私も千早、太一、新の絶妙な関係が好きですし。

これを受けて「下の句」がどう展開するのか楽しみです。

あと、試合のシーン!迫力ありました。無音になる瞬間が絶妙でドキドキしました。アニメ見てたのでイメージはできてたんですが、競技かるたを全く知らない人もこんな感じなのか~って思えると思います。まぁ私も実際の試合を見たことはないんですけどね。

 

それとネタバレの話をする前にもう一つだけ。

ヒョロくんが想像以上にヒョロくん!!!!!

 

 

※以下ネタバレありです。

 

 

 

あのですね、雪合戦のシーンでさっそく泣けました。開始10分くらいの、小学生の頃の回想の雪合戦のシーン。新の「ありがとな、一緒にかるたしてくれて」っていう台詞のあたりとかぐっときました。原作を知ってるからなおさらなんですかね。

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小学生のシーンは結構バッサリ切ってあって、それぞれの回想で登場する…ってぐらいです。でも3人でチーム組んで試合に出たこととか、太一が新のメガネを盗った件とか、そこはきちんとわかるように描写されてて、よかったです。でもなんで太一が原田先生に「まつげくん」と呼ばれてるかの説明はなかったですよね…?

 

印象的なシーンは、大会前夜に太一が原田先生と話すシーン。かるたも、千早ちゃんのことも、青春全部かけても新には勝てない、と言った太一に対して原田先生が、

「青春全部かけてもかなわない?まつげくん、かけてから言いなさい。」

 

原田先生カッコイイ!!予告にもあるシーンですが、その予告でも印象的ですよね。

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あとは、机くんが意外とお気に入りです。原作とは少し変えられてましたけど、終盤のキーマンともいえましたし。

肉まんくんが机くんを捨て駒であるかのような言い方をしているときに太一がめちゃめちゃ気にしてる様子の描写が好きです。そこから机くんがまた持ちなおすくだりも、素直にぐっときました。ちはやちゃんがはじいた札が机くんに当たる、あの画が綺麗だな~と思いました。下の句で机くんが活躍してるシーンがあることに期待!

このシーンもなんですがほかにも、前半のシーンが伏線となってて後半に回収されてることが多かった気がします。須藤にリベンジできたのとか見てて本当に気持ちよかったです。

 

上の句だけでもまとまってるとはいえ、上の句は下の句の前提となる話というか、この上の句を受けて下の句がどんな話になっているのか楽しみです。

新が一度かるた辞めるタイミングが原作より遅くなってるのはポイントの一つじゃないかなーと思います。

 

 

短いですが上の句の感想こんな感じで。

また原作読みたくなりましたし、百人一首もやりたくなりました!下の句も見てまた感想書けたらいいな!