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指先から広がる世界

ミーハーゆるをたの下手くそな文章。(twitter@Lime_a08/@Lime_a06)

映画『予告犯』を観てきた話

映画感想 ジャニーズ

生田斗真といえば、イクオっち*1が記憶にまだ新しいですが、予告犯観てきましたー!!その感想!

 

www.yokoku-han.jp

 

 

平日のレディースデーだったので、周りはおばさまが多かったです。

ネタバレしてますので注意です!

 

 

 

 

 

すごく面白かった!!これといって派手な演出があったわけじゃないけど、飽きずに見れた。

印象に残ってるとこをざっくり3つほど。

 

 

ひとつめ、バカッターとか、世論操作、シンブンシが使っている「生放送」のツールなど、現代とリンクしているところが面白かった。今の社会に彼らが現れてもおかしくないと思わされる。派手な演出がなかったのも、それを引き立ててる気がしてよかったと思う。

社会に不満を持つ若者が起こした事件かと思いきやそれだけじゃなかった。動機がすごく意外だった。

 

それと、社会福祉を勉強する身としては、非正規雇用や日雇いの問題が示されていて、なかなか胸にくるものがあった。制度から漏れて行き場を失ってしまった人がいつそういう事件を起こしてもおかしくないんだな、と。

けれど、彼らがもし現実にいたとしたら私は賛同する…かはわからないけど、共感してしまうだろう(それが賛同するというのか?)。どちらかといえば、“彼ら側”だと思う。

 

 

ふたつめ、リカルテを含む5人で最初に話している場面や、夢を語ってる場面での彼らがすごくいい顔してて、事件の闇との差が悲しい。

奥田の「僕は、友達が欲しい」という夢は、みんなに友達になってほしい、という意味で言ったのか、もう夢は叶ってるよって意味で言ったのか、どっちかだと思ってたんだけど、ちょっとわからない。この台詞を言った時点でみんな友達…だよね?

 

リカルテがトークンを出していた時点で、事件を起こそう!ってなるのかと思ったけど、違った。社会に不満を持つ若者が起こした事件っていうなら、この時点で計画が始まるのだけど、あくまで動機はリカルテの父親を探すことってところがびっくりしたし、好きなところ。

最後のほうで、海辺でシンブンシ4人でいるシーンもすごく印象的。すべてゲイツの思い通りになっていたんだなと思わされた。メタボに「誕生日おめでとう、メタボ」って言った時の奥田の表情がほんと優しくって!ここでボロボロ泣けてしまった。

 

 

みっつめ、これがいちばん印象に残ってるんだけど、ゲイツ「頑張れるだけ幸せだったんだよ」って台詞。

その通りだなぁと思った。

吉野だって、ゲイツたちの側にいてもおかしくなかったわけで。彼女は捜査していくうちに、それに気づいたんじゃないかな。吉野は、頑張ればいくらでものし上がれるって思っていたんだろうし、実際のし上がってこれたけど、努力だけではどうにもならないこともあるんだって現実がここで突き付けられた。吉野とゲイツのいる場所は紙一重で背中合わせだと思う。

私自身にも、ずしんときた台詞。さっき私はどちら側かと言えば彼ら側だと書いたけれど、私だってゲイツに言わせれば幸せ者だ。

 

 

そのほか、箇条書きで。

 

ゲイツ「みんなに会えてよかった」という台詞。

これ聞いてまた泣いてしまった。

ウロボロス最終回の感想記事にも書いたけど、どうしてもNO.6*2を思い出してしまってつらい。すごく個人的で申し訳ないのだけど。*3 

生田斗真のまばたきしない演技ほんとすごい。たしかウラバラス*4で、脳男のときにまばたきしないで演技できるようにしたって言ってたと思うけど、ほんとこれ不気味で、全然印象違う。 

 

「お前が腎臓を売ってまで来たかった国がこんなでごめんな」

ゲイツだったかカンサイだったかどっちの台詞かは忘れたけどこれも印象的。

 

ゲイツ「大切にしろよ」

最後の予告前に海辺で、ゲイツがノビタの持ってる傘に対して言ったのかと思ったけど、最初から自分以外を死なせないつもりだったのなら、ラーメン屋で働く彼女を大切にしろよって意味だったのかと思った。

 

・ラスト、ゲイツが仲間をかばって一人だけ自殺したと知ったほかの3人が、そのゲイツの意思を汲んで供述を合わせているところに驚いた。物語的にはどちらかと言えば、「自分たちも共犯です!」って言いそうなところだけど…と思った。

 

・ノビタが途中で通報しちゃったのは、ゲイツの中では想定内だったの?想定外だったの?どっちなの??

 

 ・戸田恵梨香めちゃくちゃかっこいい。

 

 

こんな感じで感想は以上でーす。観に行ってよかったです!!

 

ここまで読んでいただきありがとうございました。

*1:ウロボロス

*2:あさのあつこ作の小説

*3:NO.6 #3の「君に出会えてよかった」と、ウロボロス最終話の「君に会えてよかった」という台詞のおかげで、この手の台詞は死にに行くものの台詞って印象が出来上がっている

*4:ウロボロスの副音声