指先から広がる世界

ミーハーゆるをたの下手くそな文章。(twitter@Lime_a08/@Lime_a06)

ウロボロス最終回をべた褒めする話

いやー、素晴らしかった…。

生田斗真くん主演ドラマ『ウロボロス~この愛こそ、正義。』の最終回の感想。あと、少し自分なりの解釈。ネタバレしかありません。後半に偏ってます。文章にまとめるのヘッタクソなのでお手柔らかにお願いします。

 

金曜ドラマウロボロス~この愛こそ、正義。』公式サイト→http://www.tbs.co.jp/OUROBOROS/

 

ついったーのサブ垢で実況してました。終わってからもだらだらとずっと考えていて、しばらく引きずりそうです。

 

*

まず終わり方ですが、私はすーっごく好きです。例えば、イクオが美月ちゃんたち仲間とこれからも警察官やってく、みたいな展開は丸く収まってるしそれはそれできれいだと思うけど、私は嫌です。綺麗にまとめました感がものたりない。それに、そうなったらイクオと美月ちゃんの関係は進展していくわけで、それも何となく嫌だ。

 

もしかしたら私は悲劇の方が好きなのかもしれない…?というかひねくれてるからな……。

 

でも、イクオの部屋での2人のシーンはとてもよかったと思う。

イクオにとって美月ちゃんが大切な人になったことに間違いはないけど、それ以上に背負い続けていたものが重すぎた。

それと、続編のある可能性を完全に断ってきちんと10話でまとめたところもよかった。最近、なにかと続編とか映画化とか多いからね。公式Twitterも3月いっぱいで閉鎖するらしいですし。

 

 

*北川邸のシーン

イクオっちちょーーーーかっこよかった!!二丁拳銃最高か。

 

この台詞最高だった…。

 

あと忘れてはいけないこの人。

 

蝶野さんはイクオよりもタッちゃんのことを追ってた印象が強い。まぁそりゃ遊園地での一件があったからだろうけど。

 

北川総監の息子が何かしでかすだろうというフラグは立ってた。

*

 

もうほんとにイクオはタッちゃんのこと大好きだし、タッちゃんはイクオのこと大好きすぎた。

 

「父さんを、許してあげてください」 って言う総監の息子を見て、タッちゃんは、北川総監を殺してしまったら彼には自分たちと同じような思いをさせてしまうのかなって思ったから、もういいって言ったのかな、と。

無慈悲だと思っていた黒幕にも愛する家族がいたことや、結子先生からのビデオレターも効いているんだろうけど、それがいちばんかなと思った。これもありがちだけど、復讐は復讐しか生まない…っていうアレ。

息子が出てくるまでタッちゃんは、早く殺したくて仕方ない顔して(るように見え)たし。

 

 

イクオ「タッちゃん…、帰ろう。僕らの家に」

イクオにとってもタッちゃんにとっても、自分の家は まほろば でしかなくて、だから、イクオの部屋はあんなに殺風景だったのかなと思った。

 

 

これは何かっていうと、イクオが美月に対して言った「君に会えてよかった」って台詞。この台詞で、イクタツ2人とももう死にに行くんだなって察した。

それでそれはすごく個人的な理由で申し訳ないんだけど、『NO.6』っていうあさのあつこさんの小説の3巻に似たような台詞があって、それも主人公が別れを告げる言葉だったから、一気にそれを思い出してしまって…。

 

イクオを止めたい美月ちゃんを止める深町さんは、さすがタッちゃんのベストオブ片腕でした。

 

 

まほろばに向かうシーン~

 

それで、結局イクオは結子先生からのメッセージを聞けてない。切ないな…。

 

ここで今更気づいたんだけど、タッちゃんって結子先生が生きてた頃は呼び捨てだったのに、大人になってからは先生って呼んでたんだね。たしかに大人になった状態で呼び捨てにしてたらまるで恋人を呼んでるようになるもんな…。

 

まほろばに着いて、もう返事をしないタッちゃんに声をかけるイクオが切なすぎて切なすぎて泣くしかない。イクオの声が優しすぎた……。

 

黒幕殺して自分たちも死ぬ!って展開はいちばん予想できたけど、でもまほろばで2人とも死ぬとは思ってなかった。自分たちの死に場所に、まほろばを選んだところが儚くて綺麗。全てが始まった場所であり、全てを終わらせた場所。

 

自分で自分の脳を撃ち抜こうと拳銃を握ったイクオの目には感情が全然こもってなくって、生田斗真すごいなって思った。目で語る芝居が上手。彼が出演してる作品をもっといろいろ見たくなった。

 

2人とも死んだあとの画がなかったのもよかった。その画があったら、結子先生とオムライス食べてるとこよりも印象に残っちゃったんじゃないかな…わかんないけど。

 

 

ちなみに、その通称ナマセファン「No one」の歌詞は、結構早いうちに公式Facebookに載ってた。https://www.facebook.com/ouroboros2015/posts/1543599002582535

 

Recurring fate 
you’re still haunting me
no one believes no one will know
Recurring fate 
you’re still whispering 
no one believes no one no one can tell

ナマセファン… 一文字もあってない。

 

美月ちゃんたちが到着してから、役者の声入れないで音楽だけかかってるのも印象強くっていい。あと、蝶野さんが「段野…」って呟いてるのも素敵。(「段野…」のあとはいまいち読み取れなかった。) 本当はきっと守ってあげたかったんだろうな。

 

子供の頃と同じように、結子先生と一緒にオムライスを食べるイクタツが本当に幸せそう。

子供の頃をかぶせた映像にまた泣いた。彼らの時はずっと止まってたというか、ずっと子供のままだったのだなぁ…と。

 

最後に美月ちゃんが「正義だったんですか?」って言ったのもサブタイトルを強く印象付けるし、「それでも私はまっすぐ歩く」って美月ちゃんが言い表してるようで素敵。

前回、刑事やめようと思ってるって言ってたけど、心変わりしてよかった。

 

 

*その他

しかもこれ生田斗真が書いたっていうんだからまた素敵。

もちろんここで長文残してたら残してたでもよかったとは思うけど私はこっちの方が好き。というか、あの時のイクオにそんな時間はないよな。

「さよなら 日比野さん」と「君に会えてよかった」だけで十分。

 

 

かっこよかった!!3人それぞれの芝居が光ってた!!

 

*まとめ

 

そりゃ私はいわゆる腐女子ですけど、別に2人をかけ算して見てたわけじゃないんですよ。(信じてもらえる気がしない)

でも、もともと正反対の二人組、対比が綺麗にできる二人組ってのが好きだから、この二人の話ってだけで十分テンションあがるわけです。ほんと楽しかった。

 

ドラマ全体の話をし出すとキリがないから、駆け足ですけどここら辺で終わりにします。

うーんまた結局とっ散らかった文章になってしまった……。どうしても24時間以内に投稿したかったのです…。

 

ウロボロス スタッフ、キャストのみなさんお疲れ様でした♡

また好きな作品が増えました。

ほんっとに、私の好きなテレビドラマ作品はTBS金10枠が多い。

 

 

 

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

なにかまた書きたくなったらTwitterTumblrに書くか、ここにしれっと追記します。