今回は、「新撰組比翼録 勿忘草 第伍巻 沖田総司」の感想です~。
とーっても可愛くって優しくって素敵なお話でした!
このバナーかわいい。
さて、この記事を書いて(しかも3つ目の記事)どう読まれるのだろうと少しビクビクしています。
いままでシチュCDは友達に借りるかツタヤで借りるかしていたんですが、
今回は買いました。わーもー自分でもびっくり。
理由はこの話には関係ないんで省きます。
シチュエーションCDを買うのはこれで2枚目です。
そもそも私は、普段からRejet作品どころかシチュエーションCDをそんなに頻繁に聞くわけではありません。
いままで勿忘草シリーズは、斎藤さん(黙秘録、血魂録)、沖田さん(黙秘録、血魂録)を聞いてありました。
ちなみに、黙秘録沖田さんを聞いたのは去年の10月末、血魂録はほぼ1か月前、1月17日です。
ここの間があいているのは、血魂録斎藤さんがちょっとトラウマになってて(いろいろとつらくて)、聞くのが怖かったんです。
血魂録を聞き終わって、想像以上にそれを気に言ってしまったので、これ3期目があったよな聞きたいなと思って公式サイトに言ったら、発売されてない!サンボイすらあがってない!とびっくりしました。
前置きはそろそろ終わりにして、さっさと本題に移ります。
以下ネタバレです。台詞とかも書いています。自己責任でお読みください。
また、シチュエーションCDというものが何か分からない方や、興味のない方はやめておいたほうがいいと思います。
*
甘かった……
— らいむ* (@ultimate_rai) 2015, 2月 19
聞き終わった直後のツイート。
甘かったというか、優しくて柔らかかったって感じ。
テンポもゆるいなと感じました。
フリトも含めて2時間ちょいでしたが、さらっと聞けました。(私が慣れてきたのかな…)
トラックにタイトルがついてることにびっくりしました!
前までなかったよね?
血魂録のパラレルワールドってことでいいんでしょうか。
とりあえず順番に行きます。
【壱、熱を求める】
これタイトル見た時は、血魂録斎藤さんの最初を思い出しました。
サンボイ1の場面。
サンボイ1が公開されて、聞いた時はこれだけでうるうるしたんですが、実際聞いたときは大丈夫でした。
黙秘録の次のお話だとわかったので、血魂録のことはとりあえず忘れることにしました。
【弐、年が明けて】
お正月のお話。
自分のミスで餅が足りなくなったので今から追加でつこうとする下女ちゃん。
「どうして他の隊士の手を借りないんです?暇そうにしてる隊士の一人や二人、いるでしょう」
じゃぁ手伝ってよ。
と思ってたら手伝ってくれました。ここのトラックすっごくかわいい。
「まぁ君の思い出作りに貢献できるのだと思えばこれだけ疲れる甲斐もあります」
沖田さんと一緒に餅つきして楽しそうな下女ちゃんにこう呟く。切ない。
ずっと、最期を見据えてるんだなって思います。
このあと山南さんとの話。声色がとっても優しい。
「さんなんさん…?」と思ったんですが、ちょうど次の巻の人なんですね。
【参、忘れ種】
「起きてますか。…こんな夜更けにすみません」
弱い声なんだけど、この声のトーン好き。
下女ちゃんに話を聞いてもらいたくて下女ちゃんの部屋に来た沖田さん。
ここ最初聞いた時、事は察したんですが、なにせ歴史にうといので、さっき少し調べました。(まず“介錯”の意味がわからなかった)
今日のことは全部忘れたいから抱かせてって言う沖田さんに、ぎゅんってなった。
「だから今夜の、僕の気持は全部、君の所に置いていきます」
「僕を熱に浮かせて」
この台詞!このCDの中でいちばん好きかもしれない。
黙秘録の時も血魂録の時も思ったけど、言葉がきれい。
「僕に溺れてるんでしょう?」
これもすっごく好き。
優しくする余裕はない、って言っていたけど、私にはめちゃめちゃ優しく聞こえました。
逢瀬の場面の中で3作とおしてもここがいちばん好きです。とーっても好き!
「息ができないくらいもっと…」とか「声が出そうになったら、僕の指に舌を絡ませればいいんです」とかもうめちゃくちゃ色っぽい!
関係が知れたら困るでしょう?って言ってたけど、屯所の人たちは二人の関係を知ってそうな気がします。
【四、花冷えは長く】
途中から、剣の稽古をつけてる場面があるんですが、ここの沖田さんすごくかっこいいです。
でもそれを終えてから吐血してしまう彼を見て、心配する下女ちゃんが健気。
【伍、害虫駆除】
サンボイ2、あらすじの場面。
ここもとってもかっこいい。モノローグもすっごくかっこいいけど、先のことを考えるとつらいです。
それに、忘れようと思ったはずの血魂録の場面がちらついてなおさらつらい。
あと、ここのBGM新しい曲。このあとも何曲か新しいBGMが出てきて嬉しかったです。
「無事ですか?」
この声色はめちゃめちゃ優しい。不逞浪士と戦ってるときと全然違う。
【六、やがて枷となる】
風車!!ここのトラックで、折り紙の風車くれます。
血魂録を思い出して泣きそうになりました。
「道端に咲いてる花1輪でもつんであげたら、どうせ喜ぶんでしょ?」
うん。
血魂録の終盤で、風車の折り方を教えてあげなかったことが心残りだと話していた場面を思い出して嬉しかったです。
比翼録の世界にはない話なんでしょうが、やっぱり繋がっているのがいいなと思いました。
「そんなもの、僕がいなくなった後、君が別の男と幸せになるのを妨げるだけだ……」
切ない。
いちばん苦しかった。ぎゅん…ってなる。
disk1はここでおしまい。
下女ちゃんを自分のものにしたいけれど、それは彼女のためにならないっていう葛藤をずっとしてます。
都合よく扱うだの八つ当たりだの言ってるけど、言葉の端々から彼女のことを想ってるのがわかる。
けっこう心穏やかに聞いてられました。
でも!好きだとは言わないんですねッ
まぁそれもいいんだろうな。
彼女のこと大好きなの見え見えですけども。
このままdisk2のことを書きたかったけれど、時間も足りないし、文章も増えるだろうと思うので、別エントリーにします。
ここまで読んでくださってありがとうございました!